彩縫箱

くまプーとシナモンがかわいくてたまらない。

行ってきました!

今日、バイト終わってから、歴史民俗資料館行ってきました!

明治維新に生きた人々の書展』!!


高杉の書も
井上の書もありました…!

以下、感想を。

毛利敬親公→墨竹画。敬親公はさすが字が美しい…画もシンプルですてきでした。

吉田松陰→あの掛け軸のはわりと有名なのかな。知ってた気がするので。萩から来た書でした。

村田清風→村田さん達筆ですよねーゼミ合宿で知ったのですが(笑)展示の書も村田さんの特徴が現れた達筆ぶりでした。

周布政之助→おぼろげな記憶…。「麻田」姓の署名?でした。


久坂玄瑞→昨年の企画展で観た掛け軸。
桂さんとかに宛てた、「真木(和泉)先生がいらっしゃっているので…云々」というお手紙。
内容的には連絡メモという印象。
久坂の字!って感じ。

高杉晋作→短冊。「今を盛りとはびこる葵やがて刈取り菊畑 東行」といううたと、菊の絵(しかも彩色してある!)がかかれていました。
相変わらず美しい筆蹟…絵付きでかわいらしい…すてきな芸術作品!

とか思っていましたが!よく考えるとすっごく過激なうたではないですか、これ!
さすがです…
ほれなおしました(笑)


大楽源太郎→お手紙。この人の書を意識して観たの初めてかも。というかこの人自身を意識したのも初めてかも。
手紙だからだーってたくさん字がかいてあるのですが本文の書き出し数文字が特によかった…


木戸孝允→あいかわらずの達筆ぶり。
マイマザーがこの人の字をみて、「あー…上手いね。自分は上手い、ってのをわかってて、自分は上手いんだぞ!って書いてる感じがする」と述べた影響か、
木戸さんの書はどうも字のうまさを見せつけられてる感がしてしまいます(苦笑)


いや、でもほんと達筆です。きれい・美しいというよりうまいという形容が似合うような達筆ぶり。
大村益次郎→記憶おぼろげ…。あ、手紙?作戦書いたもの?に、「山縣」って名前があって、おぉうって感じでした(笑)読みやすい字だったかな、うん。

前原一誠→記憶あやふや…。ごめん前原さん…

伊藤博文→伊藤の書の中ではこれは嫌な字ではなかった気が。
今日いただいた「歴民だより」には、木戸、高杉、伊藤、毛利公、井上の書の写真が載ってるんですが
伊藤のみ展示と写真が違うという…何故…
そして私はこの写真のほうが……


山縣有朋→ガタさんの字は、私の中で、うまい下手好ききらいすべて超越してます。言うなればそういった分類のひとつに「山縣の字」という項目があるというか。
一目で「あ、ガタだ」って思うのみ(笑)
すぐわかるよ彼の字は…某旅館の部屋の写真をHPで見たときも、
部屋に飾ってあったのをちらとみて「あ、ガタの書だ」と気づくくらい。特徴的です。
今回の展示のは、酒を呑む呑まないとかいうことから老いてとか養生とか言ってた(と思う)漢詩?でした。


寺内正毅→なんとなくの記憶…。すみません…。

井上馨→あいかわらずほれぼれするような筆蹟…
『西東歳々逐繁花
 人世競争多落花
 閑転眼光看草木
 古々不政旧時花
  所懐 世外』
という漢詩
(「旧」は旧字体のほうでしたが携帯ではでませんでした…
 あと、記憶違い読み違いがあるかもです…)

井上の書は、うまい!というよりも、きれい、美しい、流麗、雅って形容が似合う気がします。華があるというか。
字なのに絵画を観たときのような感じになるような、絵が浮かんでくるような。

特に今回の展示のは好きだなー。
井上は墨するのが上手いんじゃないかと思う。
いつも墨が黒々としっかりしていて、しかも井上はたっぷりと筆に含ませて書くらしくて、すごく存在感があるんですよね。
やっぱり自分でするんですよね…?
私はわりと面倒くさがってしまって長くするの苦手なんですが
じっくり墨すってたのかなー。
井上が書を書いてるのを横でみたい…とか思いながら、そこまでいくと変人というか変態じみてるから人には言えないな!と自覚。(自覚はしてますよ)
…ってここで言ってしまってるけど(笑)


品川弥二郎→やじの字!さすがやじ…。あ、今回も「やじ」って書いてました。

山田顕義漢詩?と手紙があって、手紙の内容の生真面目な印象が強く…というか意地っ張り?頑固?負けず嫌い?何か色々な人がかいた市之丞(顕義)が、こう…
とか書いてたら今百足が家に…退治しました。ていうかチクっとしたんだけど。親に電話したら、腫れたり痛くなったりはしてないし割とと小さかったから大丈夫かなということで…洗って消毒しました…とはいえ痛みも腫れもないからチクっとした記憶を頼りにその辺り一帯を。
ムカデ用スプレー買っててよかった

すみません山田君…もう意地っ張りとか頑固とか負けず嫌いとかいわないから…!


野村素軒→能筆家でも有名とのことで、確かに「作品」って感じでした。
学芸員の人に多分この作品のことか野村さんの書のことだと思うのですが、尋ねている男性がいらっしゃいました。
くずし字が草書がとか話してた…この人のくずして書いたのはないとかなんとか…気になるな(笑)


近藤芳樹→歌人でもあったそうな。和歌が書かれてあってきれいな字でした。絵付き。
芸術作品って感じでしたー。


藤田東湖→屏風ということもあってか大きな字でした。でもまったく字に迷いがないというか、直線にためらいがない。すっごいなー…と思いました。


他に、ますじーの四境戦争作戦図や小倉口の戦いの絵とか西南戦争錦絵とかもありました。
展示の並びもわりと面白かったです。
井上と山縣がひとつの展示ガラスに入って、並んで掛けてあって、何か笑いそうになりました。
大正まで80過ぎまで生きた2人だから?
どちらも旧い花がどうのって書いてるから??


でも本当行ってよかったです…