彩縫箱

くまプーとシナモンがかわいくてたまらない。

『高杉晋作 (少年少女伝記読みもの) 』

こども向け伝記と侮るなかれ…

結構しっかりかかれてました。
しかもこども向けだから表現が面白い。
以下、気になったところ。


「「それはめでたい。で、名は?」
「晋作とつけようと思います」」
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本名春風の由来をしりたいです、わたしは(笑)


「玄瑞は医者の子で、晋作より一つ年下でしたが、明倫館きっての秀才といわれている少年でした。そこで、晋作は、さそわれるままに、松下村塾をたずねてみることにしました。」
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身分が、とか、祖父や父が、とか書いてたのに、あれ?玄瑞が言えば行くんですか…!

「あきあきして」たのはわかりますけども!

「電気にでもうたれたように、晋作は身うごきできませんでした」
「晋作はますます、松陰のみりょくのとりことなってしまいました」
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松陰すごぃ…


「晋作は、おなじ年上でも、桂小五郎にたいしては、
「桂さん。」
とよんでいましたが、井上聞多のことは、
「聞多。」
とよびすてにしていました。おおらかで人なつこい人がらだったからでしょう。」
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いくらおおらかで〜だからって四歳年上に呼び捨てはいかが…。
いやでも伊藤も井上に対しては呼び捨てだったし…。



「しかし、お雅は父親がきめたおよめさんでしたし、おじょうさん育ちのお雅を、いのちがけの旅につれだすほどの勇気は、晋作にはありませんでした。」
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こども向け…侮りがたし…



井上へのお見舞いもきちんと書かれてたし、
なかなかになかなかです。