彩縫箱

くまプーとシナモンがかわいくてたまらない。


福岡(多分福岡市)では
「BOOKOKA〜福岡を本の街に〜」というイベントが10月に行なわれるそうです。

関連して、リリーフランキーさんがイラストを描かれたブックカバーを
県内の多くの書店で文庫購入者に向けて配布してくださるとのこと。



・・・ほしー!と言いながらすっかり忘れていたのですが
職場近くの書店のレジで
リリーさんのブックカバーご希望の方はお申し出ください、
掲示されているのを見て思い出しました。



といっても
欲しい!買いたい!文庫はなかなか思い浮かばず。

あってもその書店になくて・・・。



どうしよっかなーと迷っていたのですが、

よみたい文庫が小倉の大きめの書店にあることがネット検索で分かりまして、




「そこにリリーさんのブックカバーがあれば万事解決じゃん・・・!」


と。
しかし、行ってなかったらあれだし(枚数に限りがあるので)・・・。





で。

電話しました。




購入時も

「カバーお付けしますか?」
と訊かれ、


リリーフランキーさんのブックカバーってまだありますか?」

と答えましたとも!



目標達成のためなら一時の恥なんてなんのその・・・!

というか
ちょっと恥ずかしいけど恥じゃないもん!
と思ってるんですよ、ええ・・・。




んで、何の本を買ったかというと・・・




歌よみに与ふる書 (岩波文庫)

歌よみに与ふる書 (岩波文庫)





好きなんですよ、これ・・・。

前読んだ時はダ○ソーの名作シリーズみたいなので
途中までよんだのです。

続きよみたい!と思ってたんですが
引っ越しのごたごたでどうなったかが不明でして。


やはり文庫の方が行間とか字の大きさとかいろいろ
読みやすく感じるし、
購入することにしました。


しかし案の定、


なかなか書店にない・・・。



しかしそこは地元老舗デパートのブックセンター。
ありました!
ネットの書籍検索って本当便利。

発見できてよかったです〜。


すぐ近くに
漱石の本もあったのでついつい見ちゃいました。



「子規の画」が載ってる文庫がほしいなぁ。
あと、「京に着ける夕」も好きなのですが
この作品、文庫にはいってないかなぁ・・・。



てか、漱石が子規についてあれこれ書いたのとか
おっしゃったのとかをまとめて、
文庫で出版していただけませんか・・・。
往復書簡に続く企画として・・・。



それはともかく。

「歌よみに〜」は面白いと改めて思います。

そして読みやすい。
文語体っぽいのですが読みやすい。
それはやっぱり、書いたのが子規だからだろうな、と。
文章のリズムがいいので
読みやすくて頭に入ってきやすいんだと思います。





最近読んだ

伝える力 (PHPビジネス新書)

伝える力 (PHPビジネス新書)

も、
すごく読みやすかった。
こちらは文章自体がふつうに語るような感じで読みやすいってのも
あったんですが
あたまにすーっと入ってきやすかった。

それもやはり、筆者が言葉・文章を
口にすることが多い方だから
リズムとかそういうのがいいんだと思う。



子規も俳句とか和歌を作りながら
よく朗誦してたんだろうなー。