彩縫箱

くまプーとシナモンがかわいくてたまらない。

本編読了。


辰野氏の小説、あとがきの途中読んでます。
以下、ねたばれ注意。







えー・・・っと。

辰野金吾なんですけれども
題名の通り東京駅建築が結構重要な位置を占めてます。

あと日銀。


建築家になるまでもかなりしっかり書かれています。



しかししかし・・・・・・
率直に言わせていただければ









最後の最後で
辰野金吾と曾禰達蔵との
誰も入り込めないよね的な
友情物語
のような気がしないでもない。


そもそもあれは友情なのか。


金吾が従っているというか慕っているというか・・・
先輩後輩というか
親友というか
共に学んだ同級生というか


なんといいますか、
いろいろ配合されていて一言で言い表すの難しいんですが。

お互いに尊敬しあってるってのがよく伝わってきます。




そしてお多恵さまは現代でいうと
ふの付く女子予備軍のような気もしました(失礼な・・・)



秀さん(金吾の妻)がちょっとお多恵様と金吾の仲を
疑ったことがあったっぽいところがありましたが、
知らないことや分からない部分があるからそうだよねー・・・。
と理解しつつも
鳥瞰的に知ってる読者としては

(あれは単なるアコガレですよ。
 むしろ私が妻だったらそねさまとのあの入り込めない感じが
 複雑に思えるやも知れぬ・・・)

とか一瞬思ってしまいました。



でもそんなこと口に出したらきっと
殴られて引きずられるどころじゃ済みそうにないですな。
殴る云々以前に即刻離縁されかねない・・・。



(ってか、あれ!?
 そねさま、さりげなく手!手!)
とか。
最期のお別れなんだから
手を乗せようが握ろうがまったく不自然ではないんですけども
他の人の番の時は特にそういうとこには言及してないのに
そねさんのときだけ手を添えている旨記述しているのはナゼ。

しかもお秀さんとの別れより長い気がしたのは気のせいでしょうか。






それにしても曾禰さまはほんとすごいひとだー・・・。



内容とはかんけーないけど
「そねさま」
ってなんだかいい響きですよね。
言いやすいし。



夜中に書くとほんとなんじゃこれーってことを書いちゃってますなー。


まいいや。このままにしておこう。