彩縫箱

くまプーとシナモンがかわいくてたまらない。

禅 感想小出し2〜人物紹介・道元〜

ネタバレしてます!!






あらすじを書こうかと思ったのですが
2時間ぐらいある映画なので
ものすごく長くなるかなーと思い、
ネタバレ付の人物紹介にしてみようかと。

独断と偏見に満ちてますので要注意!



道元
主人公。
この人の生涯を描いた映画。
超然としててすごい・・・。

幼いときに母を、
修行僧時代に親友の源公暁を亡くし、
映画のはじめのほうで既に
世の無常を若くして悟っているような雰囲気。


大陸へ修行に渡るが、なかなか師と仰ぐ人を見つけられずに
いたところ、老僧や寂円、如浄に出会い、悟りを得る。

帰国後、独自に布教活動をしていく。
帰依する人も多くいる一方、
既に大きな勢力を持っている流派の妨害を受けることも。
いろいろあって最終的に現在の永平寺に落ち着く。

時の若き執権、北条時頼を救いに行き、
鎌倉に作る大きな寺院を任せたいとまで言われるが、断る。


幼い頃、病床の母が語った
「私にとってはそなたといられるこの世こそが浄土」
という考え方が大きな根本にある様で、
死後云々というより
今と、自分自身と、向き合う
という印象のほうが強かった。


芯の部分は一定で安定しているのですが、
人と接して導く時は

優しかったり涙もろかったり
つよかったり厳しかったり。


個人的に印象深い言葉は

公暁!!??」(言葉というか、あの声の高さと言い回し。)
「うそではない!!!!」
「坐ってみませんか」






禅の考え等に明るくないので
専門的なところ、間違っていたら申し訳ないです・・・。
ちなみに公式サイトの人物紹介は以下のとおり。


14歳で仏門に入り、24歳で入宋。天童山景徳寺の住持、如浄と出会い「正伝の仏法」を会得。帰国後、興聖寺を建立し、正式に坐禅のできる僧堂を作り、さらに仏殿・法堂を整備する。のちに越前(福井)に移り永平寺を開創し、戦乱の世にひたすら坐禅に打ち込むことで真理を学びとる「只管打坐(しかんたざ)」の禅風を強調し、実践した。日本曹洞宗の開祖。