彩縫箱

くまプーとシナモンがかわいくてたまらない。

本題。

ネタバレご注意くださいませ。












権の
小喬奪還メインに作戦変更!」
宣言。の前のシーンは、
亮と瑜が琴を弾いているシーンでした。


ちなみに、どういう流れで弾くことにした、とか
そういうのは一切なく、ただひたすら2人が琴を弾いてます、
という。

確か亮が下にいて
瑜が離れたところのちょっと上?で弾いていた気がします(曖昧)。
この位置関係は、
周瑜剣舞小喬が茶を煎れるシーンを彷彿とさせて、微妙にデジャヴ。

で、パート1の琴とは違って、
周瑜、ひたすら弾く。
一応亮とセッションなんだけど、
視線は全く周りに向かず、
独奏くらいの勢いで弾きまくって、
亮はそれに合わせて弾きながら
うーむと周瑜を見ている、という。



弾いてる音といい、
様子といい、
もうここで明らかにいつもの周瑜じゃないし
心ここにあらずって感じで
小喬がいないことで心中穏やかでないのがばればれ…!


琴で会話できるくらいだから、
亮にも明らかに伝わっている模様。
なので亮はじっと
周瑜を伺ってるんだけど、
周瑜は自分の世界に入ってるので気づかない、
みたいな。





で、その後のシーンが、
奪還作戦宣言シーンだったよね・・・?
確か亮もいたよね・・・

しかも
結局今までの作戦の通りになったとき、

「友を信じるなら丑の刻に」

とか言ってた気がする・・・!

と思ったんです。

で。
2回目確認したら、
やはり
琴→権の宣言(亮もその場に参加)
でした。




この2シーンを考えると、




琴の時に「今のままじゃ周瑜が大変だ・・・」と亮が察する

孫権軍のことなので口出ししないほうがいいよね、
ということで
亮が孫権に進言する。(もしかして仲介に魯粛が入ったかも)

孫権周瑜に作戦変更を提案する。




という流れが実はあったのかな・・・?

と感じました。






亮からではなくて
孫権自らの提案だったとすると、
話の流れとしては変わりはないんだけど、
その前の琴のシーンがしっくりこないんですよね。



あれ?
明らかに周瑜が尋常じゃない状態っていうのを
把握してるのに
ものすっごい周瑜見てるのに
何も手を打たないんですか、諸葛亮・・・!?


って感じになるんですよね・・・。

あの映画の亮ならなにか周瑜のために動くと思うのでー・・・。



あの映画の亮は、見逃しそうになるけど
よく観察していろいろ考えながらみると、


ものっすごく周瑜に懐いてる気がする・・・・・・


劉備軍にいるときより
孫権軍にいるときのほうがのびのびしてる気がしませんか・・・
緊張の立場ではあるけど
あくまで客なのである意味では気楽なのかもしれないけど。






し、しかし、

私情に流されて作戦を変更するとかいうこと、
周瑜殿、まさかしませんよね??

とかって試すために
権に進言してたら、どうしよう、
とかちょっと思いました。

この映画の亮はそういう感じではないとは思うけど。



でも、
「作戦変更は、なし!」
ってきっぱり言い切った周瑜
満足?
ほっとして?そうだよねー・・・

ってちょっと思った。



友としては、周瑜のために小喬奪還を優先させてあげたいけど
軍師としては予定変更は厳しいなぁ・・・
とか、
気持は分かるけど、
大都督、しかも周瑜ほどの人物なら、
私情に流されないでほしいな、
とか思ってそうだと思った。


なに、この亮の複雑な心境(←勝手な予想)。




そこまではないかもしれないけど、
周瑜自身は似たような感じで揺れ動いてたんだろうなーとかも思ったり。




ということで、
あのシーンは、充実的には

提案を却下された権が空回り、って一見見えるけど、
実はあれは亮の提案で、
亮の提案を権は周瑜を思って良かれと思って提案したけど却下された、


という認識です。

差し出がましくないように
筋を通したんだろうけど、
「実は私が・・・」
って亮が言わないから、
権が空回ったように見えて
権がちょっとかわいそうでもあり・・・。