彩縫箱

くまプーとシナモンがかわいくてたまらない。

振り返り。1〜19回

りょーまでんの武市さん

ちょこちょこ気になったりするので、
まとめて書こうかなっと思っていまして・・・


思うまま書いてたら
だーってなってしまいそうなので・・・

ステラの
龍馬伝前半振り返り絵巻」
を見つつ、
その他ちょこちょこ参考にしながら
各回の感想を
武市さん周辺中心に振り返ってみます!




第1部





1.上士と下士 
龍馬たちが上士に絡まれて
泥のところで土下座したんですがー。

そのとき武市さんは
酔いつぶれて龍馬に背負われてたので
龍馬が落とさないように上手く土下座している
図が記憶に残ってますです。

確か、
責任とって切腹しようとして止められたり
上士も下士もなくなる!っていう龍馬の話を聴いて
驚いてたりもしてたので、

ちょっとヘタレ路線でいくのですか・・・?
と感じた第1回でした。





2.大器晩成?
江戸に行く宣言の龍馬にちょっとうらやましい感じだったかと。





3.偽手形の旅

弥太郎と龍馬の
ズレ具合が面白かった。




4.江戸の鬼小町

桂さん登場




5.黒船と剣
桂さんの口から
吉田松陰の名が。




6.松陰はどこだ?
松陰登場。龍馬にビンタ。
インパクト大。



7.遥かなるヌーヨーカ
リリーさん、1回のみの登場ですが
印象強かった・・・。

この回では、
武市・弥太郎・龍馬3人でのシーンがあって、
面白かった〜!
内容としては、龍馬の視野の広さを
示すものだったんですが。
3人の「間」が絶妙。




8.弥太郎の涙
武市、みやさ・・・収二郎、以蔵がいよいよ江戸へ。


ここまでに、武市さんは江戸に行きたいけど
介護が必要なおばあさまと
妻を残しては行けない・・・ということで
抑えていたんですよね。


実は充実は、
どうもこのあたりがピンとこなくて、
武市さんの「抑えてる」印象が強くて、
「妻やおばあさまに優しい」って印象を
あんまり受けなかったんですよねー・・・。

我慢するなら周りに気づかれないように
表に出さなければいいのにーと。
その顔、我慢してるのおもいっきりわかるよ・・・!




9.命の値段

武市さんの固さと弱さが登場。

武士として!って決めるんだけど
龍馬に詰め寄られて
感情がぶれて、
優しい?ので、動いて、
でもとき既に遅し、で失敗。

でも龍馬はうまーく事を運んで解決する、という・・・。








10.引き裂かれた愛

この回も

決めるんだけど
龍馬に詰め寄られて
感情がぶれて、
優しい?ので、動いて、
でもとき既に遅し、で失敗。



決める時点で
あらゆることとか
人とか
鑑みて、
自分の優しさ・・・?とも折り合いつけて
決めたらいいのになぁ・・・

先に決めちゃうから
あとでぶれちゃうんじゃないのだろうか・・・

と感じた・・・よ・・・。






11.土佐沸騰


池田さん切腹事件で
東洋に話をしに行った龍馬を
皆がヒーロー視。


前回は裏切り者扱いされてて
愛も引き裂かれたのに


ひらりとみんなの見方が変わって
「なかま!!」

って・・・!



土佐勤皇党には龍馬が不可欠!
ってまでになって、

みているこちらも

「えええええ〜??」って。



あと、どのあたりかは定かではないんですが
武市さんの白い剣道着が個人的に
ちょっとおきにいりでした。




12.暗殺指令

龍馬が勤皇党の血判状に署名。
でも、勤皇党に同調したわけじゃなくて
武市さんを抑えるためだったらしい。


わぁ・・・まんがのよう・・・!(いい意味ですよ)



萩に行きたいって龍馬が言ったら
尊皇攘夷に目覚めてくれたか!って感じで
嬉々として紹介状を書いてくれてた
武市さんが印象的でした。


久坂登場!




そして
ブラック武市登場。
龍馬に、東洋を殺せと命令・・・

「自分が行けよ!」
と我が家ではツッコミを入れる。


でも、後に
上に立つ人は自分では手を下さないよねぇって結論に。


勤皇党はお前がいないと!
といっておきながら
「ええことおもいついた
 なんえいままで思いつかなかったんだろう」
とかいって暗殺指令をだすって・・・

何様かと思いました。
弟子ならまだしも
龍馬は武市「先生」とも
呼べないくらい、あくまで幼馴染的立場を
取っていたのに・・・うーん。




そして、東洋は上士とか下士とか関係なく人を見て
武市の考えと合わなかったから
優遇しなかったのに、
そこを理解しないで
身分で云々・・・と思っているのは
勘違いだよー見えてないよーと思ってしまった。

とかいってた気がするけど・・・




一方、弥太郎は象二郎から龍馬暗殺指令を受けました。





13.さらば土佐よ

龍馬と武市の妻お富さんとで
武市さんにストップをかける。

龍馬が東洋に会いに行って、
暗殺しなければいけないようだったら・・・
ってことになるものの
逆に東洋からスカウトされてしまう龍馬・・・

でも、
土佐だけを見ることは
わしにはもうできないー
ってことでお断り。


龍馬暗殺は、弥太郎の良心により失敗に終わる。




んで、龍馬脱藩。
武市の命令で勤皇党メンバーが東洋暗殺。




一部終了!










第2部




14.お尋ね者龍馬

9回からほぼ毎回、
武市と龍馬のせめぎあい語りがあってて。


前にも日記で書いたんですが、

お互い考え方が違ってるんだから
もうしょうがないって
気づかないの・・・??

それぞれの道を行く、でいいのでは?



って思ってました。



でも、もう恒例のコーナーなのかと
思って納得してみたり。



龍馬に暗殺の指令を出した時点で
もう友情も終わりだなー

龍馬が土佐を離れたので
別々の道を行くのだなー


と思いきや
この回でも
語ってた・・・。


しかも

「戻って来い」って・・・!

「親友だと思ってる」って・・・!


えええーってびっくり。




この回は・・・
ものすごく判断がむずかしーい回でした。





龍馬と再会した時のことば、
前半は奢ってる感があったけど、
坂本家の話のときは、おごりというより、
さりげなく近況を教えてあげているやさしさが
あるような気がして
充実としては、武市さんは武市さんだなー・・・
って感じたんですけども。



以蔵に「お前だけが友達だ」といってた
武市さんのことばは
本心なのか、うまーく使うための言葉なのか、とかも
判断が難しかった・・・。



龍馬が戻ってきてたら、
以蔵に友達宣言はしてなかったんじゃなかろうかとか
思ってしまいました。

代わりの友達とかだったらかなしすぎる・・・。



15.ふたりの京
龍馬、以蔵、加尾のシーンが良かったです・・・
おさななじみだけど、
全く別の道に進んで、
でもお互いへの
思いやりとかは持ち続けている、っていう。




16.勝麟太郎

チャキチャキしたきんぱ・・・勝先生と
龍馬のやり取りが面白かったです。

万次郎登場!




17.怪物、容堂

武市さんが上士に。

容堂公相変わらず濃い・・・!
容堂公の前で武市さんを擁護する龍馬と、

勝に会いに来て龍馬の話を聞く武市さんとの
対照が印象的だった気が。





多分このあたりのどこかの回で、


あと、飲みに行ったり遊びにいくより
お茶飲んではなしてるほうが
おちつく、って
収二郎に言ってました。

武市さんが富さん宛に
武市画の扇子と
お手紙送っていて、
武市さんの朗読付だったのですが、

大森さんの朗読がやわらかくて
武市さんの富さんへのやさしさとか
愛情が、
感じられました。

武市夫婦がなかいいって言うのが
それまであんまりピンと来てなかったんだけど、
武士ってそういう感じなのかも。
表にはあんまり見せないけど
思いはちゃんとあって・・・っていう。


高杉も
手紙で結構優しい文面とかあったしなぁ・・・。





同時に、
武市二人は夫婦って言うより

お見合い相手とか
許婚って関係みたいだなーと
思ったり。

子どもがいないからかもしれないんだけど。







それと、
武市さんが土佐を離れて
意外と月日が経ってないことに驚いた気が。

時勢が流れるのって早い!




以蔵が暗殺をいつまでやらされるんだろうって
疑問を持ってたのもこのあたりだったかと。
お金渡して、
じゃ!
って感じの武市さんは微妙でした・・・。




18.海軍を作ろう!
龍馬の脱藩が許されて
武市びっくり。

あんまり龍馬のこと
意識しないでいいんじゃないかと
思ったけど。

存在感大きいから難しいかー・・・。


容堂公に褒められて感動して腰抜かしていました。

容堂からいただいたあのお菓子どうなったのかが
我が家の気になったところ。


勝の話を素直に聞く以蔵がよかった・・・。

勝は、どうして龍馬みたいな奴と一緒にいないんだ、
って以蔵に言ってました。


ハゲタカでも、この龍馬伝でも
対比とか
重なる部分とか
繰り返しとかが
さり気なーくはいってて、


龍馬と以蔵も対比されてるな、と
ふと思いました。



暗殺指令の回で、
龍馬が指令を受けていたら・・・
以蔵のような道を進んでいたのかも、とか

「友達だと思ってる」
といわれて、武市さんのもとに戻ってたら・・・とか。






19.攘夷決行

前回の終わりから今回の初めにかけて、
武市さんのもとからみんないなくなってしまった・・・

屋敷の中を、
一人で皆を探す武市さんの
放心の様がなんともいえなかった・・・・・・

以蔵の名前も呼んでたんですが


そこで以蔵を呼ぶんだったら
普段から大切にあつかいなよ・・・・・!

って思いました。

どんなときも付いてきてくれると
甘えてたんだろうなってちょっと思っちゃいました。


この回で久々に久坂登場。
ナチュラルに当然のように武市の部屋に来てました。


長州のみ攘夷決行・・・!




で、この回のラストで
龍馬の引きとめを振り切って
武市さんは土佐にお帰りになりました。


充実は第一回と
この回ラストの
武市さんのえがき方が好きでした。


土佐に帰ったら、大変なのはわかってて、
でも仲間を見捨てることはできない、


容堂公の本心をわかるようなきがするけど、
わかりたくない、
疑うのは家臣としてあってはならないこと、と
必死に信じようとする、
そこで疑ってしまったら
今までの行動の意味もなくなってしまいそうだし・・・


でも、
必死に止めてくれる龍馬のことも気遣って、
感謝して、



「全てが終わったら
 お前の海軍に参加してもいい」

って龍馬を諭す、


という・・・。


何とかなる可能性を
信じてた、ってとることもできるけど

あの場面から受けた感じでは、
多分、土佐に帰ってしまったら
戻れない可能性も高いことを
十分知っていた上で、
龍馬を落ち着かせるために言ってあげていました・・・。



あぁ、
これぞ幼馴染のおにいちゃんだよ・・・!

って感動しましたです。



これまでの
へこんだり
へたれだったり
甘かったり
黒かったり
龍馬を妙に意識したり
自分とは違う意見を受け入れられなかったり・・・

って武市さんの弱点を良い方へフォローしつつ
良いところをしっかり見せてくれる



脚本と演出と演技・・・・・・!


この路線で終始行ってくれてたら
武市さんに共感できてたんだろうと思いました。





第一回の武市さん以外は
どうも好きになれない・・・
というか共感できなかったんですが


途中で、ハゲタカとかを視て、
大森さんの演技力を痛感し、

とあるブログで武市さんの描かれ方って演出によって違う、
っていうご意見を読んで、

この回の描かれ方は好きだった・・・ので・・・


総合して考えると、
もともと脚本・・・の描かれ方が龍馬を引き立たせるために
武市を対照的に描く、っていう面が必要だったこと

+


演出にブレ?があるのかなーと。
演出家さんによってちょっと描き方が違うというか・・・?

でも、この部分はしっかり検証してから出ないと
はっきり言えないんで、
ふとそう感じた、くらいに思ってください。



他の作品とかこの回視ていると
大森さんは
根はすごくやさしくて家族思いで、
忠誠心に厚くて仲間思いで、

藩と時代のために
黒い部分も背負わなければいけなくなって

葛藤や迷いもありつつ・・・

でも、本当のところは
器がおおきくって・・・



という武市像を
好意的な印象を与えられるような演技を
できる方だと思うんですよね。


あと、大森さんは
演技に対してはフラットで、ニュートラル?で、

台本と演出・監督のもとめるものそのままを
演じる、という
スタンスのようなので、


ああいう武市像で描かれたというのは
脚本・演出の以降なんだろうなーと。


主役は龍馬なので致し方ないのかなーとはいえ、
いい感じの武市さんを毎週・・・ってのも見てみたかったなぁ。


とはいえ、
史実の方も
皆に尊敬されている、
器の大きな人、

て書かれている一方

以蔵の扱いは微妙だったり
口封じようとしたり

ひと言では表現できない人のご様子なので



一人の人を描くのって難しいなぁ・・・って
思ったりもしました。