彩縫箱

くまプーとシナモンがかわいくてたまらない。

まいらいぶらり〜

『切れない糸』
第二話 東京、東京
読みましたー。

やっぱいいなー、うん。


んでは印象強かったところをメモ。

「「わかんないとこが、いいんだろ」
 「なんだよ、それ」
 「いいから。わかんないままでいろよ」」(P.164)


「同じ風景でも、みえているものが違う。背負う文化によって、風景は色を変える。」(P.168)
「そうしたらいつか、お互いが見ている風景が重なる瞬間が来るのかもしれない。」(P.174)


「「俺は駄目なんだよ」
 乾ききって、涙も出ないほどの深い絶望。それともただの上っ面なのか。」

「「湿っぽいの苦手だし、いいなとは思っても、同じようにはなれないね」
    (略)
 「でも、いつかはどこかに帰りたい、かな」」



「「お前が、どこかだったらいいのに」」


…ちょ、ちょっと!こんなこといっちゃってるんだからちゃんと答えてあげて…!

恋人に言ってるならある意味プロポーズちっくですが
友人間の会話なので弱音っぽい感じで、うわぁ、みたいな。

弱音をはける相手ができたのね、みたいな。

しっかりしてるように見えてちょっとへの付く三文字気味だなぁ…。
「どこか」になって、君ぃ!

ムーミン谷を持たないスナフキンなんだ、この子は!(ムーミンを読んでいない者が何を言う…)